シナリオについて!

 日経平均が、12000円になるというシナリオを記載したことで、いろいろとご意見を頂いていますので、ここに書いておきます。まず、9月4日に、米ドルが、95円になれば、12000円~13000円と記載しています。これは、現在はどちらかとえいば、円安に動いていますので、あてはまりません。

 次に、9月23日に、2008年から2009年にファンダメンタルの悪化と買い手不在の状況から、12000円レベルに戻るような感じがしてきましたと記載しています。今後、ファンダメンタル面での悪化がどのように進むが、このシナリオのポイントとなります。

 ファンダメンタル面での悪化要素としては、少子高齢化が進み内需が盛り上がらない状況で、米国経済の鈍化によって、日本経済も低迷期に入るというシナリオです。ファンダメンタルが反映されてくるには、もう少し時間がかかる可能性もあり、2008年ないしは、2009年と想定しました。買い手不在の要素としては、成長市場ではない日本市場よりも、新興国などの市場へ資金流入が継続する可能性が高いシナリオを考えているからです。

 ポイントとしては、想定外の円高となるか、現在のファンダメンタル、簡単にいえば、日経平均採用銘柄の予想利益が現状より悪化する(現状日経平均が、17000円程度で、PERが18倍ですから、予想収益が、今後3割程度調整するというシナリオになれば、12000円レベルになりうる。)ということになります。このシナリオになれば、日経平均が12000円レベルまで下げることが想定されます。

 もちろん、相場を予想して、その通りになるのであれば、簡単に、大金持ちになれます。私の場合、一定のシナリオに基づいて、価格予想などをしますが、実際の結果としては、間違っていることもよくあります。しかしながら、シナリオに基づく前提がそうなっても、そのような結果にならないというケースがもっとも自分にとって、ショックなものです。例えば、資源高であれば、豪ドル高になるというシナリオが間違うと今自分がやっていることがすべて否定されて、相場でも大きく損を被ることになりますが、今のところは順調に推移しています。日経平均採用銘柄の収益が今後とも成長する方向へ動くのであれば、日経平均の12000円はあり得ないシナリオですが、悪化する方向へ動きだせば、十分にあり得るシナリオではないかと考えているということです。