さて、大きく戻りましたが!

 昨晩のNY市場は、大きく値を戻しました。日銀の利下げ観測がきっかけだったようです。日銀は、政策金利が0.5%とすでに低い水準にあり、利下げしたくはないということでしたが、市場は、日銀が利下げしないといけないような状況に追い込んだようです。

 日本の低金利政策が、このような資産バブルを生み今回のような逆サイクルを生み出したというようなことも論じられていますが、はたしてそうなのでしょうか?個人的には、金融市場がグローバル化する中で、収益を第一とするレバレッジ投資信仰によって起きた事象と考えています。

 約200兆円の残高のヘッジファンドが、40倍のレバレッジをかけて運用していたとすると、8000兆円のリスクをとって運用していたということになります。このような運用が、金融市場を大混乱させたことは間違いありません。98年に破綻したLTCM(破綻当初残高約1.5兆円)の教訓は生かされなかったということですね。世界の株式市場は時価総額が最大で6000兆円まで膨れ上がり、現状では、その半分の3000兆円が消失しています。

 今回の危機にて、ヘッジファンドなどの運用を野放しにすることの危険性を学んだわけであり、この部分に関しては、金融機関を通して、何等かの規制が入るものと思われます。金融機関から、金融機関の自己売買とファンドなどに対するレバレッジ規制的なものではないでしょうか。

 レバレッジの規制は、金融市場で運用するヘッジファンド、LBOファンド、不動産ファンドなどすべてのファンドといわれるものに関しての適用されるということになるのではないでしょうか?このようなファンドは、平均して、30倍から40倍のレバレッジをかけていたというお話もあり、これらを最大5倍とか10倍とかへ制限するようなものになるような感じがしています。

 現在のような金融危機が、実体経済にも大きな影響を与えることは、1929年の大恐慌の際に学んでいるはずなのですが、忘れてしまうのが人間のようですね。今後の実態経済への影響が心配されますね。。。

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