上げ相場から・・・・

 どうやら11月の上旬から続いた上げ相場が終わり、「レンジ相場」ないしは、「下げ相場」に転換した可能性が高そうです。たぶん、日経平均で、9800円から10500円くらいのレンジ相場へ転換したような感じです。
 下げ相場という判断をするにはちょっと早く、もう少し円高になって、80円を割れるようになれば、日経平均も9800円を割れるくらいになることが想定されます。その場合には、下げ相場に転換したという判断になりそうです。
 個別株に関しては、自動車部品株は案外売られているような感じではなく、押し目を拾うような投資家が多かった感じがしています。このセクターの決算発表は来週がピークとなりますが、それまでに円高とならないことを祈っています。祈っても意味はありませんが、それなりの対処を考えながらも、一番いいシナリオとなることを期待しています。

さてさて、円高になるか???

 ちょっと流れが変わる可能性もありそうです。今週の注目は円高になるかということですが、アメリカの雇用統計の発表などもあり、アメリカの金融緩和の流れが続くという説が強いからです。日本ももっと日銀が積極的に金融緩和をしてほしいものです。日銀は、インフレファイターであり、デフレファイターではないという欠陥を持っているので、仕方がない部分があります。
 数日前に、約10年前にゼロ金利を解除した速水元日銀総裁のことが報道されていましたが、結果的には、それが失敗であったという反省が報道されていました。1990年代に三重野日銀総裁がバブル潰しに走りすぎて、結局このようなデフレを招いたことに関しては、中国やアメリカが反面教師として学んでいるのに、日銀は過去のことは過去のこととするだけで、反省も何もないような気がしています。
 もちろん、日銀が何をしようが関係なくこのようになったという説もありますが、少しは効果があると思っています。日銀もFRBのように積極的に市場から国債を買い入れるなどの政策をやってほしいものです。デフレが続く限りは、政府の債務問題や産業の空洞化が続くので、国にとっていいことはないのはわかっていると思うのですが・・・・・
 これが、官僚主導というものであり、どうしようもないということかもしれませんね。

去年の1月!

 去年の1月の自分のブログを読んでいました。忘れていましたが、菅さんは去年の1月に財務大臣に就任したのでした。今は総理大臣ですが、この時代に財務官僚に洗脳されて、役人のリストラもしないで財政再建にひた走っているのでしょうね。
 また、去年の1月にNY市場が2日で400ドル以上下げていることに関するコメントも平然と書いています。不思議なもので、大きなポジションを持っている現在と、まだ、それほどでもなかった去年の1月とでは若干市場の見方が異なっています。やはり、大きなポジションを持っていない去年のほうが冷静に判断しています。
 自分なりにいろいろと考えてしまいますが、精神面が大きく影響するのも相場であることもご理解いただけるかもしれませんね・・・・

ソブリン格付けと国債

 いろいろとご指摘がありましたので、訂正しておきますが、事実上、国債の格付けと変わらないことをご理解ください。S&Pの発表内容をみてください。広義にソブリンリスクと記載していますが、日本政府の債務全般の格付けであり、日本政府の債務の大半は「国債」であり、このことを考えれば、国債の格付けという理解ができます。
 また、スペイン国債を下回る信頼度というような報道もありますので、通常は国債の格付けを意味するものと理解されています。 いろいろと疑問もあるとは思いますが、ソブリン格付けとは、国債の格付けという理解をされていることは間違いないようです。

相場解説について

 金曜日にNY市場が急落したことについて、知り合いから相場解説を求められました。私は証券会社の営業マンでもないので、相場解説は得意ではありません。大切なのは、ポジションをどうするかということになのに、この点に関しては、興味がないようです。相場解説を聞いて安心したいだけということなのです。ネット証券でもログインすれば、そのような情報は簡単に入手できます。
 明日、月曜日には、日経平均は下がりそうですが、何もするつもりはありません。ただ、見ているだけです。NY市場に関しても、高値波乱が起こっているだけで、エジプト問題が影響しているという解説などは信用していません。リーマンショック以来3年ぶりの高値圏にあるのですから、200ドルくらいの調整はあって当たり前です。
 日本市場に関しては、理想的な景気回復局面から個別銘柄の業績相場になると考えています。アメリカでは自動車関連株が売られているようですが、これは、フォードの業績が悪かったことが影響しています。フォードに関しては、マツダとの提携関係を切っていることもあり、日本の部品メーカーへの影響等は軽微とみています。
 先週の投資塾オンラインセミナーで詳細をお話したとおりで、流れが大きく変わる円高へ動かない限りは、しばらくは様子見になりそうです。最後になりますが、節分天井なんて冗談のような相場解説は信用しないようにしましょうね。節分天井は、穀物相場に適用されるものを株式相場解説者が面白がって株式市場にも使ったものであり、何の根拠もないものですからね・・・・・・(まじめに、正月相場に浮かれていてたものが、2月に天井を迎えたことを節分天井というというような解説がありますが、株式相場には適用できるものではありません。)

老人の老人による・・・・・・

 与謝野大臣の就任に関して感じたことを書いておきます。与謝野氏は、年齢が72歳で、経済財政担当大臣に就任しました。これから起こるべきことを予見しているのではないかと思っています。ある意味、民主主義の限界ではないかと思われる面があるからです。
 日本における人口構成をみると、50歳以上の人口が半数近くを占める国になっています。このようになってくると、年金や医療制度などについて関心の高い世代が多数を占めるようになります。年金改革が叫ばれてからもう10年以上たちますが、何の変化もありません。もちろん年金制度の破綻は目に見えています。
 政府は消費税などの増税によってそれらを賄う方向で動きつつありますが、これは、老人のための政治にほかなりません。日本では多数を占めつつある老人のために政治を行う必要があるためと考えられます。もし、政府が老人のための政治をしないとなると、与党は政権を失うことになります。
 20歳未満の人には選挙権がありませんので、20歳から50歳未満までと、50歳以上と色分けすれば、たとえ、20歳から50歳未満の国民が全員選挙に行ったとしても、50歳以上の人たちの意見が色濃く反映される政党が支持されることになります。ところが若い世代は政治に無関心である人も多く、老人は今の生活を守ることを考えて選挙に行く方が大半です。
 こうなってくると、過半数を占める意見が反映される民主主義の大きな欠陥が露呈することになります。変な言葉になりますが、「老人の老人による老人のための政治」というようなことになるのです。残念ですが、政権が交代しても、老人重視の政策に変更がなされる可能性はないので、やがては、どうしようもなくなる時期まで続くことが想定されます。
 このような現象は止められる可能性はほぼないと私は考えています。これが民主主義というものの本質だからだということでしょうね。きっと・・・・・・

日本国債の格下げ!

 現状では大きな問題ではないといわれている国債の格付けですが、今日S&Pが1ノッチの格下げを発表しました。格下げは、日本の財政リスクを物語るものですが、ユーロの債務のように大きな問題とはなりません。これは、国債の大半を金融機関などを通じて、日本国民が保有していることにあります。
 しかしながら、格付け会社は日本国債のデフォルトリスクはあると判断しています。このような状況は永久には続かないということで、S&Pもは格下げをしています。大半が自国通貨債務で且つ自国民が保有しているので、いまのところ為替レートにも大きな影響はでていません。今のところ影響がでるとすれば、邦銀の米ドルなどの外貨調達コストが高くなるということくらいでしょうか。
 現状での問題は、日本の経済状況と、政府支出の増大であり、社会主義的な政策がいつまで続けられるかという過渡期にあります。簡単にいえば、破たん前のJALのような状態にあり、やがて大増税するか、国家の年金や医療費負担を減らす以外に方法はありません。最終的には、日本国民が負担することになります。
 このところ書店などにも、2011年は不況の始まりような書籍が山積みされています。特に、同志社大学教授の浜先生などが典型的な例かもしれません。日本は破綻しないよという説も破綻するよという説も両方あります。このあたりのシナリオについては、みなさんも両方の見解をよくみて、考えてみるといいのではないでしょうか?
 

小型株相場か?

 今朝の日経新聞にJQなどで、外国人が小型株を買っているようだという記事が載っていました。さて、どうなんでしょうか?JQ指数をみると、昨年の11月以降の上げ相場では、日経平均をアウトぱフォームしています。それでもJQの時価総額は、10兆円くらいですので、儲けた金額という点では東証一部にかなわないと思います。
 しかしながら、このような小型株が買われる相場というのは、大相場の初期に起こる現象ではないかと思っています。今回の相場はまだ始まったばかりという印象もあるので、今後に期待できるといことを示す指標と考えています。
 なぜかといえば、景気がよくなるときには、大企業は本業が忙しくなり、そちらに集中することから、ニッチを見付けてそこで成長してくる企業が小型株なのです。また、大企業に小判サメのように張り付いて、部品などを供給するような企業もでてくるのです。もちろん、大相場といっても、2004年から2007年のようなものではなく、もっと緩やかなものを想定していますが、あと、2年くらいは続く可能性が高いと考えています。
 去年は、円高という要素に躓いた日本株市場ですが、今年に関しては、アメリカの状況もよくなってきているので、期待しています。

先週の急落分↑

 先週金曜日の急落分は今日までで、取り戻した感じです。やはり決算内容のいい会社は買われているということかもしれません。昨日、自動車部品関連では、カルソニックカンセイのコンセンサス業績予想が上方修正されたことなども他の自動車部品株には好材料となったようです。
 来月に入ると、自動車部品株の決算発表が続くことになるので楽しみになってきました。ただし、今後の株価は、来期の業績を織り込みにくるタイミングになっており、今期予想が上方修正されて、アナリスト予想などがとのような見方になるかチェックしておきましょうね!
 

案外戻りは早い???

 今日は日経平均も110円程度上がって、金曜日の下落分は昨日と今日で取り返した形になりました。今後に関しては、やはり個別企業の業績ということになりそうな気がします。今日当たりから第3四半期の決算発表が始まり、2月の上旬あたりがピークになりますが、去年の今頃に比べると極端な業績回復というような銘柄は少ない気がしています。
 KOA(6999)が今日、今期の決算予想を発表していますが、東洋経済の予想経常利益43億円に対して、40億円の経常利益予想で、若干四季報予想を下回るような感じです。このような状況なので、日経平均が大きく上昇することもなく、今月から来月くらいにかけては、個別銘柄で業績がよいものが買われる相場になりそうです。
 今後に業績の改善期待のできる銘柄を選別していくことが必要になっていると考えています。