NZ地震と不動産!

 2月にまたNZのオークランドへいっていたもので、知り合いから大丈夫ですかという問い合わせが相次ぎました。ちょっと疲れ気味です。投資不動産もNZのクライストチャーチではないく、オークランドにあるので、まったく問題ないのですが・・・・・・
 阪神大震災のときと同じで、東京はまったく問題がないのに、外資系の証券会社にいたもので、海外の顧客からの問い合わせが相次いだのと同じような感じだったことを思い出しました。
 NZの地震の歴史を調べてみると、1931年に北島のネイピアという町を中心に、関東大震災並みの地震があったということを知りました。また、日本の耐震構造に関する1981年の建築法の改正が、NZの1976年の建築法の改正にならって法制化されたこともテレビで報道されていました。
 日本とNZに共通することは、両方ともが、海洋プレートの移動などによって、大陸から分離したような場所にある島国ということです。日本は中国大陸から分離したといわれていますが、同じようにオーストラリア大陸から分離したNZは、日本と同じような環境になり、火山や地震が多い国のひとつです。太平洋の地震の分布図をみても、中国とオーストラリアは地震がほとんどないのに、日本とNZとは、地震の巣窟のようになっています。
 このような背景もあり、クライストチャーチの地震が示すように、耐震構造の建物でも縦揺れに強い建物と横揺れに強い建物があり、両方に耐えられる建物はないということらしい。東京でこのような直下型の地震が起こると大きな被害がでるということは間違いがないということのようです。
 私の場合は、日本では東京に投資不動産が集中しており、NZではオークランドであり、地震リスクという面では大きなリスクをとっていることを再認識させられた今回のNZの地震でした。私が生きているうちには、東京で大震災がないことを祈るばかりです・・・・・

富士山登山と相場!

 ある方からメールをいただきました。面白いので、ちょっと紹介しておきます。この方の趣味は登山で、もう20年以上のベテランだそうです。たとえば、富士山に登る計画をして、すでに9合目まで登っています。天気は急変を告げる霧がでてきている状態で、以下のような対処があるとすればどうするかというものです。
①もうすぐ頂上なので急いで上る。
②天気が回復するかどうか不透明なので、8合目に戻り、山小屋で天候回復を待つ。
③その場で、①か②の選択をするためにしばらく待つ。
 もちろん状況次第ですが、①、②、③とも正解だそうです。①は無謀なような感じにとられますが、頂上には休憩所もあるので、経験次第ですが、これも選択肢です。②については、どちらかといえば、初心者が選択し易い方法ですが、案外下りのほうが足元がおぼつかなく危険なことも多いそうです。③については、冷静な判断のようで、どちから決めずに、危険なことになることも多いようですが、服装や装備次第では、安全な選択肢ともいえるそうです。
 これは相場にもいえます。先週の段階では、リビア情勢などもあり、②ないしは③に近い選択肢しかありませんでした。私の場合、そのままにするという選択肢は、精神的にも負担を感じる大きなポジションを持っている状態なので、よくありません。最終判断としては、身軽にして次の相場に備えるということでした。ただし、それほどポジションを抱えていない方であれば、様子を見ながら、ポジションを増やす絶好のチャンスということになり得ました。
 オンライン投資塾の方からもポジションをどうするかという質問を頂くことがありますが、簡単に回答をすることは控えています。その本人が、どのようなポジションを持ち、どのような精神状態にあるのかということが判断できないと、回答次第ではとんでもない結果になることがあるからです。
 精神状態に関しては、個々でいろいろと異なります。たとえば、サラリーマンで、fxでかなり儲かっていて、株でちょっとくらいやられていても大丈夫という方もいれば、自営業者で、事業の調子が悪く、相場で儲けなくてはいけないというような方では、相当に精神状態が異なります。このような背景を理解しないで、簡単に答えることはある意味とても危険なことです。
 唯一のアドバイスとすれば、「迷ったらポジションを縮小する。」 これ以外のアドバイスはありません。ポジションが勝っていようが、負けていようがおかまいなく、ポジションを減らすことです。これがリスク管理の唯一の方法です。一番いけないのが、初心者にありがちな、ポジションがやられているので、手仕舞いしないということです。出血しているのに、治療もしないで出血多量で、死んでしまうという判断と同じになります。
 特に、現在のように市場環境はよい状態ですが、たまにくる嵐にどう対処するかということです。基本的に、株については、上昇相場がしばらく続くという判断に変更はありません。しかしながら、中東問題という嵐の中で無理をしないという判断も重要なことですね。

結構小心者!

 先週は原油高騰などの影響から相場が大きく動きました。そういう時に大きなポジションを持っていると夜もろくに眠れなくなります。私は正直「小心者」です。このような精神状態になると、やる手なす手がすべて裏目に出ることもあります。このブログではいろいろなことを書いていますが、精神的にみなさんよりも勝っているようなことはありません。
 昨日もスワップFXのオーダー間違いが発覚して愕然としています。ちょっとお酒を飲んでいて間違いを起こしていたのです。詳細は、こちらをご覧ください。すでにかなりのポジションを持っている口座で買い増しをしてしまっています。本当はポジションのまだ小さい自分の会社の口座で買うべきものだったのです。
 月曜日にどうするか迷っていますが、たぶん、個人口座の証拠金を増額して、万一の場合に備える方向性になると思います。前回の投資塾オンラインセミナーでもお話しましたが、相場においては精神状況が大きく影響することを念頭において、行動することはとても大切です。なので、「迷ったらポジションを縮小する。」というのは、もっとも効果的なリスク管理手法です。

沖縄とポジション整理!

 ニュージーランドから戻って、5日後に、沖縄へ行きました。テレビで、クライストチャーチの地震のことが報道されると本当に悲しくなります。今日の夕方まで沖縄へいっていたのですが、インターネット環境が悪く、ブログを更新できませんでした。申し訳ありません。
 さて、世界的には、リビアの政情不安や原油価格の高騰による世界経済の停滞を先取りするような株価の下落があり、私もいろいろと思いをめぐらせながら最終的には、「迷ったらポジションを減らす!」の方針に従い、今週3日間で、ポジションを半減させました。
 今回は、ちょっと買い増しなどをしすぎたと反省しています。やはり巡航速度を増すと揺れも大きくなり恐怖心が増します。今朝も朝3時頃に目が覚めどうするか考えていました。結果的にはポジションを引き続き落とすという結論です。こういうリスクが高まっているときには、ポジションを減らして、頭を冷やすことは重要です。
 株やfxであれば、いつでも同じようなポジションを取り直すことが可能です。唯一、資金が不足した場合などは、それができません。なので、リスクが高まったと判断した際には、ポジションの縮小が最良の手段となるのです。
 写真は、沖縄のサザンリンクスからの日の出です ↓
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アメリカ不動産価格の上昇!

 アメリカで不動産価格の上昇が顕著になっているようです。そんなことないよといわれそうですね。昨日発表されたケースシラー住宅価格指数も下がっているので、何をたわけたことをいっているのかということですね。実は、アメリカは広大な農地がありますが、この農地の価格が大きく上昇しているのです。
 すでに穀物価格は、小麦などを中心にリーマンショック以前の高値を更新しています。このような背景から小麦や大豆を生産する農地価格も高騰しているのです。アメリカの農地は広大ですから、住宅地の価格が下げても、面積あたりの不動産価格は上昇している状態にあります。
 不思議なもので、よく報道されているニュースのほかに、このようなニュースについては、注目度が低いこともあり、日本ではニュースになりにくい面があります。このようなニュース情報なども含めて総合的に相場を判断するというようなことができるようになるというのは大切かもしれません。
 話は変わりますが、昨晩はイベントリスクで、もっと円高に動くのでないかと考えていましたが、どうやら金融機関などに対するレバレッジ規制が効いているようで、ヘッジファンドなどの極端な外貨の売り崩しのような現象が見られなかった気がしています。やはり、金融機関がほぼ無制限にレバレッジを供与していたリーマンショック前とは状況が変化しているのでしょうかね・・・
 さて、今日はどうなることでしょう。もうすぐ東京市場もオープンしますが、今考え中です。

イベントリスク!

 エジプトで起こった革命がアラブ諸国すべてに広がりを見せるようになりました。一番よくないのは、サウジアラビアまで伝播することだと言われています。アルジェリアやリビアくらいで治まればいいのですが、それ以上になるリスクが高まってきたのかもしれません。想定以上に混迷することが、原油価格の上昇につながり、インドや中国の景気を冷やすリスクがでてきたということかもしれません。
 今日は、日経平均も約200円くらい下落しましたが、まだ10500円を超えている水準であり、まだ、心配のないレベルですが、夕方になって円高が進みはじめていることが気にかかります。どこまで円高が進むかについては、今日のNY市場などの反応によります。
 いずれにせよ、少しリスクを取りすぎているような感じがしていますので、ポジションを縮小することも検討しなければならないかもしれません。リスクが高まっているという判断と、世界各地の株価が高値水準にあるということからの高値でのガス抜きという判断どちらの判断が正しいのか迷っている状況です。原則論としては、迷った場合には、ポジションを落とすというのが間違いのない判断です。

ゴルフ会員権の行方!

 昨日、某ゴルフ会員権業者の元営業マンと話をしました。ゴルフ会員権はもう紙切れと考えたほうがいいというお話です。日本では約2400のゴルフコースがあり、そこでの平均プレイフィーは、1万円前後になっているということです。場所にもよりますが、交通費を入れても15000円くらいでプレーできるようになったのです。会員権があろうがなかろうが、ゴルフはどこでもできるようになりました。
 また、日本のゴルフコースの90%は破綻ないしは、破綻状況にあるそうです。会員権の償還という問題ではなく、日々の資金繰りに困る状況にあるということです。プレイフィーや会員の年会費では、ゴルフコースの運営コストが賄えない状態です。また、ゴルフ場再生からスタートしたアコーディアは、日本全国に130くらいのコースを保有しています。かなり効率よく、運営しています。平均プレイフィーは、1万円前後だそうです。
 このような状況で、会員権が高かった頃に取得した方たちが、もう70後半の年齢になっており、相続やプレイしないということで、会員権の売りが大量にあるのです。ゴルフ会員権業者も廃業が相次いでおり、売買価格の低下と売買高の減少によるものだそうです。私も価格がつかないようなゴルフ会員権を2口保有しています。ゴルフにいく機会も減っており、年会費の負担が気になります。
 このように、需給が完全に崩れてしまうと、市場価値なんてあったものでありません。これから少子高齢化の進む日本では、不動産価格も長期的にはこのような状態になるということは間違いありません。うちの近所の高級住宅地であった目黒区○○○坂というところの不動産も10年前の高値1/2くらいの水準でようやく売れるという状態にまでなっています。
 本当にこのような状況がどこまで続くのかわからないのが困ったことですね・・・・・・・・日本では。

小型株やネット株の乱舞!

 今日は、小型株やネット関連株が賑わいました。循環物色なんていわれそうですが、そうではありません。まだ、内需関連でも電気関連やネット関連のみの相場に近い感じで、内需の本命ともいえる小売などへの波及はありません。このような相場では、業績のいいものから買われることになりますが、やはり、ネット関連以外で内需は買える銘柄がほとんどないということでしょうね。
 自動車関連株に関しては、中国やインドの利上げによる外需の低迷も懸念されますが、大きな流れが変わってはないので、引き続き局面局面で買われる相場が続きそうです。私自身は、明日、ちょっと某銘柄を再び買い増しをしようかと考えています。ポジション的には、1月末頃よりも縮小しているので、ある程度はリスクが取れる状況にあります。
 第3四半期決算発表も終えて、今後については、来期の業績を織り込む相場になっていきますが、来年度に関しても、前半は内需は弱いものと考えています。先週の週刊誌などでもマンションの売れ行きが相当に悪いことが記事になっていました。業界を挙げて、売れているようなメッセージを発していましたが、実態はかなりひどいようです。
 ワタミの部門別の決算をみても居酒屋部門は相当に悪く、介護部門で大半の利益を出しているような状況をみると、外食や小売関連株が買えない理由がよくわかります。今後とも、内需に関しては、外需の好景気が内需に及ぶまでには相当時間がかかるという想定をしたほうがよさそうです。このような市場環境でも儲けられないということは、買っている銘柄が完全に間違っているのではないかと疑ってみるのもいいかもしれませんね。

武富士オーナー勝訴!

 ついに最高裁判所の判決がでました。これで日本は少しは法治国家であるとことが証明されました。1998年当時は、海外へ移住したものへの贈与税の課税等に関する法律がなかったにもかかわらず国税庁は、課税をしました。それから13年を経て、武富士のオーナー側の勝訴が確定しました。
 地方裁判所では、武富士オーナー側が勝訴、高裁では、国税局が勝訴、そして今回のオーナー側の勝訴となりました。これで、13年間の金利分400億円を上乗せして、国側から約2000億円が武富士オーナー側に還付されます。2000億円は、去年の相続税額総額に近い金額が還付されることになります。すでに武富士は倒産しており、その前に課税額を国税へ預けるために、武富士の株をかなりの高値で売却しているので、オーナー側としては結果的にラッキーだったということです。一部にはこの売却代金を消費者ローンの過払い金の返済に充当しろなんていう訴訟も起こっていますが、かなり無理な訴訟だと考えられます。
 この手法については、すでに脱法行為になっていますが、当時は抜け穴として用いられた方法です。しかしながら国税局は、自分に有利に税法の解釈を利用して税金を課そうとしたものです。このように公務員というか当局というものは、このような当局にとって有利な解釈などを用いてまでも、いろいろな行為を不法化しようとすることがあります。たぶん、ホリエモンの裁判も最終的には当局が負ける可能性が高いと考えています。
 ある意味、起訴するだけで、罪人扱いするのはどうかということになりますね。小沢氏の強制起訴についても倫理的にどうのという段階であるとはいえますが、有罪が確定したわけではないので、今後の展開次第では、無罪という可能性も十分にあります。最近のマスコミは、かなり白に近いグレーまで、犯罪者的に報道するということがあり過ぎるような気もします。TV会社も総務省にいろいろとおべっかを使わないといけない状況にあり、公平な報道なんて姿勢はあってないようなものになっていると感じています。
 このような事件は、ある意味上級公務員などの妬みや嫉みによって生ずるような気もしています。彼らは国家がどうなろうと自分たちがぬくぬくと生きられるような方法をどんどん生み出します。菅政権にしても、彼らのいいなりの状況で、こんなに景気が悪いのに、消費税の増税だけは確実にやろうとしています。政治家と公務員をまず20%以上削減してから次のことを考えてもおかしくないと思います。
 このような状況でもあり、今回の武富士オーナーの勝訴は、とりあえずは日本が法治国家であるという体裁が守られたということになるのではないでしょうか?

ユーロの転換!

 ECBの総裁、トルシェ氏が、ユーロは資源高や穀物高の影響によってインフレに悩むようになる前に、いろいろな施策をとるという発言をしています。ユーロ安の終焉を思わせる発言です。これまでは、輸出等を振興させるためにもユーロ安を容認してきましたが、これからは、ユーロ高が国益になるという転換の発言ととってよさそうです。とはいっても市場が直ちに反応するということはなく、長期的視野からみれば、ユーロ高という方向へ向かいそうです。
 インフレ抑制に動くということはある程度景気は回復基調にあり、それよりもインフレに対する対処を考えるということで、ユーロは大転換したということです。金利も2月に入ってから、短期金利は、0.2%くらい上昇しており、利上げなども考えられる状況となっています。
 このような観点からするとユーロは長期的にも買いという方向性に転換した可能性が高いと考えたほうがよさそうです。対円では、チャート的にも115円を超えると買い転換することもあり、このあたりの攻防がしばらく見られるという気がしています。このような視点から通貨をみることは長期的に為替相場で成功する秘訣かもしれません。
 半年後、一年後にこの想定がどうなっているか、みなさんもよくみていてくださいね!