優待クロス取引!

 優待クロス取引という取引があります。まったくリスクなく優待取りができるのでしょうか?ちょっと考えてみましょう。配当確定日に、現物を1000株買って、同時に1000株空売りすることになります。そして、翌営業日に、品受品渡をします。通常の場合、90%くらいは問題がないと思われます。でも、以下のようなリスクが潜んでいます。
 (1)売買手数料がかかる。(2)逆日歩がかかる可能性がある。(3)取れると思った優待がなくなる。(4)配当落ち日に会社が倒産する。などが考えられます。このようなリスクが顕在化すると、この取引は完璧なようで完璧ではありません。
 この中で一番大きなリスクは、優待がなくなるというリスクです。優待がなくなるケースとしは、会社が優待を止めるか優待券が送付される前にその会社が倒産する。
 次に、取引上の逆日歩のリスク。一時期、ANAの優待取りが流行った時期がありますが、この日だけ優待取りの人が殺到するために株不足が生じて、配当落ち日なので、3日分の逆日歩がかかり、優待券の市場価格よりも逆日歩負担が大きかったこともあったことを記憶しています。
 可能性がほとんどないリスクとしては、配当落ち日にその会社が倒産するリスクです。でも、万一会社が倒産すると、現物株が担保にならなくなり、空売りの手仕舞いをしなくてはならなくなります。このようなリスクをモデルリスクという表現をしています。また、その昔ライブドアショックのときに、店頭株の掛け目をゼロにした証券会社で取引をやっていれば、担保不足のリスクも内包しています。
 加えて、優待取りのできる会社が空売りできる対象であるかという基本的な問題にも突き当たります。電車会社の優待券の市場価値を考えると、やるほどのメリットがありません。ところが、優待券で大きなメリットのある会社の株は空売り対象銘柄でないことが多く、優待クロス取引自体ができないものが大半です。
 このように、アービトラージと呼ばれるものは、リスクは、大幅に低減されていますが、まったくリスクがないということではありません。また、リーマンショック時に生じた取引相手となっている証券会社のリスクが顕在化することによって、完璧と思われていたアービトラージが失敗した例がたくさんありました。
 日経平均の先物とオプションのアービトラージなどをやっていても、ひまわり証券のように、いきなりスパン証拠金を5倍にしろというようなリスクに耐えられたアービトラージャーはいないのではないでしょうか?また、リスクが少ないアービトラージでは、リターンも低いために、レバレッジをかけて収益を確保しようという行動になりがちで、担保金額を2倍されただけでも苦しくなるのが実情です。
 アービトラージ取引の弱点としては、レバレッジやレバレッジの相対となる証券会社やレバレッジ証拠金額の増減など上げたらきりがありませんが、そのようなリスクが顕在化するときにやられるということです。このようなリスクをモデルリスクと呼んでいるのですが、通常時はあまり起こらないので問題になりませんが、起こってしまうと壊滅的なリスクとなる可能性があります。
 

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Comments

  1.  こんにちは。誰もコメントしていないので記述します。
    信用売りは、優待クロス取引の為に開設しました。勿論松井証券で10年程になります。今は逆日歩が掛からない一般信用とか御座いますが、賃借以外の銘柄でも取り扱いが出来る様に1昨年度からサービスがはかられています。当初、サークルKが年2回5千円程逆日歩も無く合併した現在でも優待取りしています。
    「3337 サークルKS 1,253 +34小高い 震災の影響を吸収し1Q営業利益は前年同期比29.5%増。」
     証券銘柄ですからリスクは御座います。ローカルなので1昨年JALの優待クロス取りで夕凪氏の講演を初級.中級.上級の3回主席しました。勿論、民事再生でも損失はありませんし、ホテル代金は、優待が取れる自社株買い銘柄(日清食品等)の売買で支払いました。
     夕凪氏はJALよりOLCを推薦されていましたが、
    今年の福島原発事故でもクロス取りでは関係無しですが、「サンリオ」等のホールドは優待2日前に売り込まれました。優待取り以降LCしましたが、現在最高値更新しています。
    追伸
     優待クロス取り以外は、儲かっていないので非表示にして下さい。