イタリアンカフェ!

 イタリアでも南北格差問題があるようです。北部は、工業地域で潤っているのですが、南部は、農業を中心とする地域で、失業率が高く、若者などの不満が高い地域です。政治というものは、すべての住民の不満を汲み取るということは不可能です。誰かの不満を吸収しながらなんとなく進めていくしかありません。
 失業率の計算方向がユーロで統一されたこともあり、南部イタリアでは、一日カフェで何もしないで過ごすというのが生活習慣であるということも失業率を高くしているという話まであります。ユーロに加入するまでは失業率に加えられなかったような人々までが加算されることも失業率を高めた要因といわれています。
 ユーロというのは、国内だけでもたいへんなものをユーロ参加国すべてで、金融的な統制していくというシステムなので、問題が大きくなった場合の対処はとてもやりずらいということなのです。ベルルスコーニ首相は退陣しましたが、新内閣でも運営が難しいのは間違いありません。
 昨晩またイタリア国債の流通利回りが、7%を超えてきました。やはり問題の根深さを物語る状況であるのは間違いないようです。また、ユーロは対円で、105円を割れてきたので、再び危機水準に達してきていることを示唆しているようです。
PS: 相場感についてはメルマガに書いています。