リゾートマンションの流動性!

 不動産の流動性について考えてみましょう。ロケーションによりますが、収益を生み出さない不動産は場合によっては、「ごみ」扱いになります。その典型がリゾートマンションです。2年前に事情があって、買い替えようとしたリゾートマンションがようやく売れます。買うほうは指値で簡単に買えました。持っていた物件は、しばらくは売れずに管理費だけ支払いが続く状況が続いていました。
 状況が変わったのは、大震災のおかげです。原発事故が起こったこともあり、子供などを放射能被害から逃がすために沖縄のマンション在庫がすべてはけたのです。東京に比較して、割安にみえる沖縄のマンション。売れ残りも含めて、震災から1~2ヶ月ですべて売れたというお話でした。大半が東京のお金持ちが現金で買ったというお話でした。
 その次に売れ出したのが、東京以西にある1980年代のバブル期に建設されたリゾートマンションです。価格も60平米くらいで、500万円もだせばいいものが買えるというので、人気が出だしたのです。マンションなので管理費はかかりますが、あと、20年以上は使える物件が人気のようです。週末だけでも、子供を放射能の影響の少ない場所へ連れて行くというニーズに合致したようです。
 このようなことも一時的な現象と思われます。しかしながら、私が買い換えた物件のように「ペット可というリゾートマンション」は案外人気が高く、冬場かなり寒い場所にもかかわらず永住者がかなりいるのです。引退して年金暮らしするには価格も安くもってこいということらしいのです。最近では永住者同士のコミュニティもできて、映画鑑賞会まで行われるようになっています。
 下手に別荘を買うよりも中古のリゾートマンションを買うという選択肢もありそうです。もちろん、価格と値段次第ですが、引退してからの住居として利用もできるしいいかもしれません。1000万円~2000万円も支払って、買うものでは、ありませんが、自動車を買うような価格で買えるもので、管理が行き届いている物件は面白いかもしれません。
 インターネットさえあれば、世界中の状況がわかる時代になっており、仕事などで拘束されることがなければ、リゾートマンション住まいも悪くないのかもしれません。