ドイツ国債の札割れ!

 ついにドイツ国債まで影響を受けはじめました。ユーロ共同債の発行が検討されるなど、ユーロ全体の連帯責任で、国債を発行する案がでてきたことなどが影響しているようです。そのために、各国の財政規律をユーロ全体として、みていく必要があります。ある意味、ユーロ合衆国が見えてくる光景です。このような状況下で、ドイツ国債の入札で札割れが起こったのです。ユーロ国債の買い手は、ECB以外いないというコメントがなされるほどです。
 しかしながら盟主のドイツ国民がユーロ共同債の発行に反対する姿勢であり、今後も紆余曲折があるものと思われます。加えて、日本でも仕組み債券の発行体としてのノルウェー輸出公社などのジャンクレベルまでの格下げも、債務危機はユーロ市場全体へ波及しつつあることの象徴です。こうなってくると世界中の金融機関へユーロ危機が波及することになり、ユーロ危機の第2幕の幕開けになった感じがしています。
 アメリカ市場への影響もかなりなものとなる可能性もあります。このような状況は年明以降も続くということになりそうです。為替市場では、再びユーロの100円割れ、米ドルの75円割れが意識されるようになっています。アメリカ株も11500のラインを割り込み、9月頃の10500~11500のレンジに戻りました。
 近いうちに日経平均も8000円割れになりそうです。今年の年末は、このままの状況で、年越しをして来年には更なる円高による悪影響が業績に反映されてくる可能性もあり、雰囲気はかなり悪くなりそうです。ゆっくり状況をみながらやっていくのが正解のようです。