ユーロ危機の深層!

 ユーロ危機の深層には、ユーロバブルの崩壊があるという話をする人がいます。確かに理想国家を目指したユーロですが、夢が破れて現状に至るという説です。結局、夢のような世界はなかった。ただ、勝ち組国と負け組国ができただけということだという結論です。
 ドイツとフランスというもともと国力があった国にとってユーロは大きなメリットとなったが、弱い国では、ユーロバブルが生じてそれが破綻した時に大きな問題を抱えることになったということです。
 TPPについても同じような流れになる可能性があります。そこで負けるのが日本なのかアメリカなのかということですが、中国という存在があるだけに、まったく別の姿になるのではと考えています。
 どうなるかの前に、TPPが途中で挫折する可能性が高い気もします。やはり中国という存在をどのように扱っていくかという問題であり、「アジア」でまとまるのか「太平洋」でまとまるのかという動きになった時に、どういう判断をすべきかというような感じがします。最終的には、アメリカか中国かという選択になるではとも考えられます。
 難しい議論になりそうですが、世界経済の相互依存が深まっている中で、勝ち組と負け組という方向性に動くのがいいのか悪いのかということになりそうな気がしています。