想定の範囲内!

 S&Pなどの格付け機関がユーロ参加国の格下げを検討しているというニュースがでていました。ある意味、当たり前のことです。国家では支えきれなくなったユーロ債務をユーロ参加国で、支えようという方向性で動いているからです。健全な財政を維持しているフランス&ドイツも同じように債務負担が増えるような状況です。ユーロ参加国すべてで、ユーロの債務を連帯して支えざるを得ない状況に陥っているのです。
 オーストラリアも利下げに動きました。これで、10月に続き今年2度目の利下げです。予想以上に世界経済の成長が鈍化しているのかもしれません。中国やブラジルの経済成長も大きく鈍化してきています。経済の活性度を測るともいわれる海上輸送運賃も低迷しています。インフレリスクを象徴する原油価格などは高止まりしています。
 かかる状況でもあり、ひょっとしたら世界中でスタグフレーションということも想定しておく必要がありそうです。日本についても、消費税増税で、成長成長がー3%くらいになるのではという想定もされています。増税によって、ますます円高が進む可能性もありそうです。2012は大転換の年だと考え始めていますが、いいほうにも悪いほうにも大きく動くということを想定しておくのが正解かもしれません。