仕組債券市場の崩壊・・・・

 世界中の銀行が格下げされています。これまで高格付けを維持していたユーロ系の銀行も、AA格を維持する銀行はほとんどなくなりました。原則、仕組債券には、信用リスクが少なく、マーケットリスクで高い利回りを実現することを売りにしていましたが、市場リスクもぼろぼろで、加えて信用リスクもとるようなことになれば、存在意義がなくなってきています。
 格付けが下がることによって、銀行間のスワップ取引も不活発化しています。信用の根源ともいえる各国の国債の価値が暴落していることが大きな要因です。長期の信用リスクをとるということのリスクの高さが再認識されています。こうなってくると、何もしないでおとなしくしているという選択が最善かもしれません。
 ユーロでは、ギリシャのデフォルトが1月から3月にも起こるのではという話がでるようになりました。ユーロ首脳会議で決定したことを各国が持ち帰って、国会での審議して、可決する必要性があるのですが、各国首脳ともそれほど積極的ではなく、動きが鈍いからです。
 来年の1月から3月が一つの大きなポイントとなりそうです。
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