今年の思ひ出!(その2)

 その1の続きです。海老名のパーキングエリアで、何とか20リットルのガソリンを入れ終え、それから山中湖のマンションへ向かいました。足柄のPAでも20リットル給油しました。
 昼過ぎに、山中湖へ到着しました。そこには、平和な空気が流れていました。大震災後すぐで、まだ寒い時期だし、観光客がほとんどいない状況でした。そこで、とりあえずゆっくりすることにしました。テレビではまだたいした報道がなされていません。昨日のテレビ番組でも報道されていましたが、原発事故に関して、政府がかなりの報道管制をしているような状況になっていたのです。
 日本のテレビ番組をみながら、インターネットで海外のニュースのチェックをしていました。また、知り合いから武田教授のブログをみたほうがいいよというアドバイスもあったので、3号機爆発以降はずっとチェックしていました。このブログにも、原発事故に関する記事を書き続けましていましたが、いろいろとあって、結局は削除させて頂きました。
 海外のニュースでは、水素爆発の危険性について、いろいろな報道がなされていました。日本が開発したSPEEDIIという最新の機器をを利用して、放射能拡散経路などを報道しない日本政府の姿勢などがかなり批判されていました。日本にいたドイツ人、フランス人は、国が用意したフライトで、日本を離れて自国へ戻っていきました。もっとも多くの人が在留している中国人は、成田空港に殺到して空港がいっぱいになっていたことも、海外メディアでは報道されていました。
 この時点では、株価をみる余裕ができていたのですが、ある知り合いからの連絡で、某ネット証券が酷いことをしているという話がありました。日経平均先物オプションの証拠金不足などに対して、とんでもない証拠金を要求しているのでした。加えて、義捐金の送金などが要因で、みずほ銀行が送金などができないというシステムトラブルを起こしていました。
 私もみずほ銀行を使っていたので、このニュースにたいへんあせりました。ネット証券への送金はすべてみずほ銀行のインターネットバンキングを使用していたので、みずほ銀行からの送金ができなくなるとかなりやばいぞという思いになりました。仕方なく、値のついていた現物株を少し処分して、信用取引でたてていたポジションの現引きをして、信用取引のポジションを減らすという対処をしました。
 数年前にも同じようなトラブルを起こしていたみずほ銀行ではこんなことは再び起こらないだろうと高をくくっていたのが大間違いでした。FXを現金化していて、その資金を証券口座に移すということができない状態になってしまったのです。やむを得ず、信用取引ポジション残高を資産残高の20%程度まで落としたので、追証が要求されるような状況にはならないようにしました。
 それでも一部、現物と信用との2階建てになっていた銘柄もあったのでまったく不安がないという状況ではありませんでした。その夜、今度は静岡県東部の沼津市あたりを震源とする大地震に遭遇しました。山中湖も震度5強という地震が観測されました。しばらくは、大震災の余震があるとは思っていたのですが、激しい地震に見舞われてびっくりしました。
 その日の翌朝3時半ころ、目が覚めました。念のため、何か起こっていないかとテレビをみていると、米国人に対して、福島原発から半径80KM からの退避命令がなされたというニュースがCNNで報道されていました。これはまずいと感じて、朝8時頃に、山中湖をでて大阪方面へ向かうことにしました。
 途中、浜名湖のパーキングエリアについて、ふと為替レートをチェックしました。すると、米ドルが76円まで売られていました。ちょっと目をこすって見直しましたが、間違いなく76円でした。豪ドルについては、瞬間的に74円をつけていました。おいおいどうしたんだと思いながら、FXに関するニュースをチェックしていました。すると、日本の保険会社などが大震災の保険金支払いのために海外の資産を売却して、保険支払いに宛てるという思惑が台頭して、円高が進んでいるというニュースがありました。(続く)