スカイマーク

報道によれば、スカイマークの支援するとしたインテグラルは、つなぎ融資などを提供するにとどまり、エアバスとの係争の資金については、目処がついていないような状況のようです。LCC事業への参入が増えて、事業環境の大きな変化がもたらしたスカイマークの破綻の余波は、他のLCCにも及ぶのでしょうか?羽田空港の発着枠はドル箱とも言われているようで、スカイマークは、この枠の維持をできるかが再生のポイントとも言われています。

一方で、JALなどは、今期来期とも増益基調を維持して、株価も右肩上がりに推移しています。ANAは国内航空業界において、売上規模では日本一ですが、収益率が低く時価総額では、JALの後塵を拝する状況となっています。JALのように倒産後再生されたことによるメリットを享受して大きく復活しましたが、スカイマークの再建ができるのかは、未だエアバスとの交渉いかんという状況に変化はないようです。

スカイマーク

スカイマークエアラインズが、民事再生法を申請して、破綻しています。もう次のスポンサーも決まっているので、prepackaged型の民事再生ということになるのですが、現在の株主の権利は、すべて剥奪される模様です。現在の時価総額は300億円なので、300億円程度の資産が喪失することになりそうです。

株式投資で恐ろしいことはこのような状況に陥ることです。大株主の現社長、西久保氏も一文無しになってしまうのです。2011年に増資などをした際には、西久保社長も個人的に資金を借入れて増資に応えた可能性もあり、そうなると、彼も一連托生で自己破産ということになるかもしれません。

破綻寸前になって、仕手株のようだと思い参戦した個人投資家も多いかと思いますが、このような危険を犯すことは、私の投資法ではタブーです。

荒れる市場

NY市場なども大きく下げたと思えば、大きく上げたりすようなボラの大きいマーケット環境となってきています。正直、金融市場が全体的に荒れ模様の状況になりつつあるのは間違いありません。このような際には、何か大きなイベントがあれば、株価も大きく下げるリスクが高くなります。

私の場合は、大発会からすこしづつポジションを落としてきています。去年の年末から比較すると、2/3程度のポジションとなってきています。新高値を取ってから大きく上がる銘柄もないので、追っかけ売買もしていません。

第3四半期の決算発表も本格化してきていますが、サプライズのありそうな企業は、少ない感じがしています。内需関連については、下方修正のサプライズ決算の発表もあるかもしれないくらいに考えておいたほうがいいのかもしれません。

しばらくは無理は禁物の相場環境が続きそうです。

ミクシィ・・・

ミクシィの株価が下げ止まりません。まさにオワコン状態となってきています。株価は、4000円を割れてきています。業績は絶好調ですが、買われすぎていたので、仕方ありません。あと、10%~20%くらいの株価調整もありそうです。

一度、大きな天井を付けた株は、数年間は買いは見送り、買えない株になることが多いので、押し目なんて思って買うと痛い目に合いそうです。業績予想をみても絶好調なのですが、すでに投資する銘柄としてはオワコンということです。

 

FX業者リスク

SAXOバンクのスイスフラン関係の約定レートの取消や見直しがFXトレーダー間で、物議を醸し出しているようです。一部FXトレーダーの約定レートの取消や変更がなされているようで、個人トレーダーと訴訟になるような雲行きになっているようです。ドイツなどではすでにSAXOと個人トレーダーが訴訟になっているという報道もあるようです。

SAXOバンクは、スイスフラン暴騰事件で、約300億円の損失を出しており、内部での統制も取れないような状況になっている可能性もありそうです。こうなってくると、FXは業者自体のリスクがかなり大きくなってきていると考えられます。

日本においても、多くのFX業者や投資家がこのような突然のイベントリスクに対して、慎重な姿勢をみせるようになっており、場合によってはFXブームが終焉する可能性も出てきそうな雰囲気となってきています。FX業者のレート提示も、スプレッドも拡大傾向となっており、事件を起こしたスイスフランなどについては、スプレッドが事件前の数倍となっているFX業者もあるようです。

最近のユーロや米ドル以外の通貨の下落も、FX業者に影響を与えている可能性もありそうです。ギリシャの選挙結果やロシア動向などの懸念事項も多く、業者リスクも絡む状況で、個人投資家があまりFXでリスクを取るのは、危険な状況にあるのかもしれません。

 

 

ECBもQE

昨晩、ECBのドラギ総裁が、量的緩和を発表しました。想定したよりも、若干多い金額(毎月600億ユーロ:約8兆円)でした。QE額が想定よりも多かったこともあり、ユーロが対米ドル、対円でも急落しています。急落後の戻りも鈍い感じの値動きとなっています。しかしながら、株式市場では好材料と受け取られて、DAX指数などは大きく上昇しています。

ユーロに関しては、昨年10月末の日銀の量的緩和第2弾発表後、円安になっていましたが、第2弾発表前のレベルまで戻ってきており、ECBのQEの発表で、いいところまで調整されたという感じになってきています。

日本株についても、ECBのQEは好材料になると思われますが、ある程度の戻りはあるものの日経平均が高値を更新していくような状況にはならないと想定されることもあり、絶好の戻り売りのチャンスともなりそうです。

日本株市場については、全般的に調整色が濃い状況、特に高値を取ってきた銘柄が調整が長引くような状況となっているので、個別銘柄の値動きをみながらポジションを減らして行く方向で対処していこうと考えています。これで、世界の金融市場での大きな政策転換などの動きはしばらくない状況でもあり、日経平均も、しばらくは、16600~17600円くらいのボックス圏の値動きになりそうです。

資源国通貨

為替市場が落ち着かない状況となってきています。ECBの量的緩和の検討やカナダの予想外の利下げなどを受けて、ユーロを中心に円高となりつつあります。米ドルは強含みで推移しているものの豪ドルは、95円台まで下落、NZ$も90円を割れてきています。スイスフラン暴騰から為替市場の動きにボラがで始めてきています。FX市場では、業者破綻の余波がくすぶっており、Saxoなどのスイスフラン約定レートの変更が、FX投資家の間では、物議を醸し出しています。

原油価格の下落やユーロの下落が意味するものは、やはり世界経済の減速を先取りしてきているという説が本当のところではないかと思われます。これで、去年10月末以来の円の独歩安状況は解消された感じになってきています。

株式市場もしばらくは波乱含みで推移するのは間違いなさそうです。

精神論と心理学・・・

相場の話をしている際に、相場の精神論を語る人が多くいます。私もそのような相場における心理論を勉強をした時期がありましたが、あまり役に立たないので止めました。なぜかと言えば、私は非常に小心者で、相場師が「勝負」とかいう場面に遭遇しないようにしているからです。勝負というような気持ちになり、精神面で負担がかかると、相場では大半のケースで負けることになるからです。なので、投資塾では、迷ったらポジションを落とすという方針を教え続けています。

数十億ドルの損失

結局、スイスフランの暴騰による損失は、銀行やブローカーだけではなく、ヘッジファンドや投資信託を含めて、数十億ドルになるという想定がでてきています。1兆円の単位の損失にはならないようです。金融市場には、あまり大きな影響は与えない可能性が高くなったと言えそうです。但し、FX取引に関しては、更なるリスク管理の徹底がなされる可能性もあり、FXトレーダーにとっては、影響が大きくなる可能性もありそうです。

株式市場については、まだボラの大きい状況が続きそうです。また、国債利回りも0.2%となってきており、日本もマイナス金利なんて状況になるのではないかというような想定まで出てきてもおかしくない状況にもなりそうです。

いろいと明らかに

スイスフランの暴騰事件での損失等が、世界中で開示されるようになってきています。アメリカシティバンクも損失を被ったことを発表したようです。現状、よくわからないのが、即時破綻を発表したアルパリUKの損失額とか、SAXO BankもFXCM以上の損失を被ったというニュースもでているようです。恐らく、今週中には、世界中の金融機関やFXブローカーの損失状況が発表になると思われます。大きな破綻事件等がなければ、いいのですが、どうなるのでしょうか・・・・

知り合いからの話では、まだニュースになっていないスイス系の銀行の状況が一番気に掛かるということでした。UBSやクレディスイスがどうなっているのかわかれば、大きな問題がないような気もします。いずれにせよ、株式市場も金融市場も落ち着かない環境になっているのは間違いありません。