高速取引の功罪

もう株式市場取引の6割程度が、高速取引になっているのではないかという想定があるようです。大手証券会社では、自己売買のトレーダーの役割はほとんどなくなったという話もあります。日銀が日経平均を買い支える中で、コンピューターによる高速取引が幅を利かせています。腰を据えた中長期の投資家の取引は、かなり減少しているという話のようです。投信や大手機関投資家などの注文も、大半が、VWAPギャランティ取引にシフトしているようです。

取引の大半が、デイトレーダーと言われる個人投資家対高速取引というような関係になっているという説もあります。実際に、個人投資家が中長期に投資するのは、優待取引がメインとなっており、大手企業の株主は、個人投資家に変わって日銀が大株主になっているようです。現状のような市場環境は、ある意味買い手不在の状況を招いているのは間違いなさそうです。

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