サインを盗む・・・・・

高校野球で、キャッチャーのサインをみたランナーが、打者に球種をつたえるという行為。高校野球のルールでは禁止されているらしい。プロ野球では、選手でない球団関係者が、サインを盗む行為があって、問題になったこともある。日本の場合には、正々堂々と戦うというような「武士道の精神」があるからか道徳的な点も含めて問題になるが、本場のアメリカでは、明らかなルール違反でなければ、何をやってもかまわないことになっている。時折、ルールの定義が微妙なこともあるが、逆に、このような姑息な方法で勝とうとするのが、日本的な野球かもしれない。

やはり、各選手の力を十分に発揮させて、真っ向勝負というところに、野球ファンとしての醍醐味があるのだが、何をやってでも勝たないと意味がないような風潮が強いのが、日本のスポーツかもしれない。去年の日大アメフト件を思い起こさせるような事件だ。

相場においても証券取引監視委員会等が、不正取引のルールの設定や管理をしているが、疑わしき取引があったとしても明らかなルール違反でない限りは、罰則を与えることは難しい点も多々ある。相場においても、暴落、暴騰のサインなどを探しあてることはトレーダーとしての重要な技術だが、そのサインを盗みとることは、たいへん難しい。