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システムトレードの弱点としての必要以上の最適化という問題があります。この点に関しては、大切なことは、そのシステムトレードがどのようなバイアスによって、収益が得られているのかという点を理解することです。それを理解することによって、必要以上の最適化をしないでトレードシステムを開発できるのです。
もちろん、システムトレードの開発をする際にも、相場で儲かる確率は、50:50から運用にかかわる手数料などのコスト負担を控除したものであるということを忘れないことです。なので、勝率が60%を超えるようなシステムについては何らかのバイアスの上で利益がでており、そのバイアスを理解しないで取引をすると大損をする可能性があるという認識を持つべきでしょうね。
まだ個人投資家のシステムトレードでは、勝てるときには、ポジションを大きくするようなシグナルを出すシステムは少ないようです。単純に売り買いのサインを出すものが中心で、買い増しや売り増しのサインがでるシステムは少ないようです。JWHのシステムは、勝つときには大きく勝つために、ポジションを増やすサインを出すシステムが採用されているようです。
私も個人的には、このようなポジション量まで指定されるようなシステムトレードが最高だと考えていますが、個人レベルのシステムトレードとしては、「中源線」くらいのものでしょうか。
いずれにせよ、システムトレードにおいては、データには現れない流動性の問題や緊急時の対処について別途考慮する必要があることは間違いがないようです。
システムトレードというと、精緻に分析されたもので、必ず儲かるような、ある意味、個人投資家にとっては、神秘的な打ち出の小槌のようなイメージがありますが、はたしてそうなのでしょうか?
過去、私もシステムトレードの開発に携わった経験もあるし、証券会社勤務時には、いろいろなクォンツと呼ばれるシステムトレーダーなどとも話をしたことが多々あります。まず、この問題を考える場合には、システムトレードとは(その定義)何かということを考えるべきでしょう。
簡単にいえば、チャートと呼ばれるものも、システムトレードのひとつであるということを忘れてはなりません。過去、コンピューターなどが未発達の時代に開発されたものです。その中で、儲かるチャートパターンを認識して、トレードに生かしていたということです。
その発展系として、心理的要素を排除して、チャートからの売買シグナルを自動的に売買を執行するようなシステムトレードへと発展しています。現在、個人投資家が行っているシステムトレードはこのレベルものが大半と考えてよいでしょう。何度かこのブログでも紹介しているボストンレッドソックスのオーナーであるJWHは、この手法を用いているシステムトレーダーです。いまだに、1980年代に開発した2つのトレードモデルにて運用して好成績をあげています。
また、過去10年くらいは、コンピューターの性能が格段に向上したことやその価格がおおきく下がったこともあり、簡単に、証券などの価格分析ができるようになり、ある定量的な分析をもとにしたシステムトレードが増えてきています。統計や確率分析の専門家、いわゆるクォンツと呼ばれる人たちが、大量のデータをコンピューターを駆使して勝ちパターンないしは、勝てる分析(いわゆるモデル)をして、それをトレードにいかそうとするものです。なので、ある意味、勝てるチャートパターンを自動で認識するモデルと大差はありません。
このような定量分析をトレードに革新的に利用したファンドがLTCMであったのです。ただ、LTCMも予想外の値動きや市場の流動性という統計数値やモデルでは測れない市場の暴力によって破綻しました。定量分析をして、トレードをするシステムトレーダーはどちらかといえば、市場のゆがみをとらえる裁定取引型が主流です。
システムトレードをやる場合にまず考慮すべきことは、何のためにこのシステムを利用するのかということにつきます。定量分析型か売買シグナル型として利用するかどうかを考えてみなければなりません。もちろん、そういう分析をしても、市場での執行コストや流動性の問題をどうコントロールするかというのは別問題となります。
日経平均の先物を使ったシステムトレードでも、限月をまたぐ取引をするときのスリページは、小さいようで長期的にな大きな影響を与えます。日経平均先物のシステムトレードなのに、日経平均先物ではなく、日経平均そのものを分析して、運用しようとするものには、そのような落とし穴があることに注意すべきなのです。
また、破綻したベアスターンズ傘下のヘッジファンドのように、日々精緻な定量分析を行っていたにもかかわらず、市場の流動性などによって簡単に破綻するパターンがあることです。市場で、たった0.5%~1%の売買価格が市場価格として認識され、それをもとにモデルを開発するような場合は、このようなリスクを負っていることを見逃してはなりません。
ほかにも、企業の業績などを定量分析して投資するようなシステムをみたこともありますが、これに関しては、結局、企業の業績の先行きの予想をどのように織り込むかなどが問題となることや企業の業績事態が会計ルールなどによって変化するという問題点があります。
簡単に説明するために、自動車にたとえるとわかりやすいかもしれません。チャートパターンを自動で売買するのは、自動操縦の自動車に乗るようなもので、定量分析型は、走る道まで自分で見つけて走る自動操縦自動車くらいの認識であればいいということす。だからといって、事故を起こさないわけでないということを十分に認識してやるべきですね。
余計なことを考えないで、「自分の投資手法を続けること。」が大切かという質問を頂きました。いろいろな考え方がありますが、投資においては絶対的な手法というものがないというのがいまのところの私なりの結論です。なので、多様な投資手法をいろいろと勉強し続けることも必要な要素だと考えています。
マリナーズのイチローも、日本にいるときには、振り子打法一辺倒でしたが、メジャーリーグに移ってからはその打法を封印して、新スタイルで、勝負しています。相場においても、市場環境が変化した場合などには、投資手法を変える必要があるということを暗示しているかもしれません。
タイミングがよければ、株やFXなどにおいて、長期投資でも短期売買でも儲かることがあるのですが、今のように時流が悪いときにはなかなかそのようなことにはなりません。株式投資では、過去数年間(2003年~2005年)で調子がよかった方法もここ2年間(2006年~2007年)くらいはその方法が失敗するというのは、みなさんも経験されていることでよくわかると思います。
もちろん、そのタイミングをつかむためには、継続し続けることが必要になります。やみ雲に続けるのではなく、タイミングが来たというときには、大きくポジションを取って、うまく波に乗るということが必要です。
私もタイミングがきたとしても、失敗が続くとやはり慎重になり、大きくとれないこともあります。
また、相場に直感が必要かということに対しては、私は否定的です。直感+経験などに裏打ちされたものが必要ではないでしょうか?私は、マージャンなどでは「かもねぎ」です。よく、ギャンブルで強い人が相場も強いなんていわれますが、結構、いわゆる金○の小さいほうが、長期的にはトレーダーとして成功するという話もあります。このあたりは、企業の業種や経営手法と同じで、多種多様な手段と方法があるので、あまり複雑に考えるとかえってうまくいかなくなるということもあるようです。
簡単に投資手法をマスターしたいのであれば、長期的にも成功している方法を真似るのが一番簡単で、身につきやすいと考えています。紳士服の青山のようなビジネスモデルをみて、真似して成功した紳士服チェーンがたくさんあるのと同じようなことですね。
ただし、そこから、自分にあったものをアレンジするということも考えることが大切です。企業経営と同じで、相場にもいろいろな成功方法があるので、それなりに考えて、アレンジする必要もあるのでしょう。 長くなりますので、これくらいにしておきます。
バイアスロンといっても、スポーツ競技ではありません。(笑) 正確には、「バイアス論」です。世の中にはいろいろな投資手法がありますが、その投資手法には必ずある程度のバイアス(データの偏り、すなわち、市場全体の方向性など。)が存在すると主張するアナリストがいます。このようなアナリストは、業績や株価の推移などの定量分析をして、いい投資手法を確立することを専門にするクォンツアナリストとも呼ばれる人たちです。
ヘッジファンドなどでもこのようなアナリストを複数採用して、投資手法の分析をして、どのようなバイアスのときに儲かるかなどの検証をしています。
例えば、私がやっているようなオニール式の成長株投資という手法は、必ず、株式市場全体が長期的に上げ相場にあり、その相場を主導するような成長株がある(ないしは大きな市場のテーマがある。)というバイアスがかかっているそうです。自分なりにはある程度それらの点は確信していましたが、データを利用して分析されるとなるほどと思います。なので、過去数年間で日本の成長株で成功された方々も、その大きなバイアス(再生やネット株というテーマ)を利用して、大成功したと考えるのが妥当ということです。(←もちろん 私もその一人ですが。)
そのほか、低位株投資という手法がありますが、これについてもクォンツ分析をみて、なんとなく感じていたような面白いバイアスがあるものだと思いました。ひとつには、80年代のように、日経平均株価の上げが先行して、低位株が遅行的に上がるというバイアスがかかっているということでした。ところが、98年ころから2000年ころの日経平均が上がっても、低位株に倒産などがでてくる時期においては機能しないことが判明しています。また、日経平均が10%~20%以上も大きく下げる局面では、低位株のほうが先に下げて、それから日経平均が下がっていくようなバイアスがあり、去年の年央あたりからはこの投資手法は機能しなかったというものです。
じゃ、そのバイアスをどう判断するかといわれるとこれは難問ですが、ある程度のシナリオを作り、その中で投資をしてみて、ダメな状態ならそのバイアスがないというような判断をするのが妥当と思われます。典型的なものが、自分がある投資手法で選んだ銘柄が下がるようなことが続くような市場では、その投資手法にあったバイアスがないと判断するような方法です。
私も、成長株投資は、一昨年の秋に、プロトコーポレーションというカーセンサーなどの雑誌を発行している会社の株を買ったのが最後で、それ以降は成長株投資という手法をやらずに、お休みしています。それよりもアメリカ株にチャンスがるとみて、投資の準備をしています。
いろいろな投資手法についても必ずこのようなバイアスがあることを理解してやると成績は大きく好転するものと考えています。みなさんも、自分のやっている投資手法にどのようなバイアスがあるかを知って行動すると運用成績も大きく改善することは間違いありません。
システムトレードのアイデアは、結構、これまでの帰納的方法によって、経験していることをシステム化する方法が多いと言われています。実際にバックテストしてみるとほどほどにいけそうだということにいきつくことが多いようです。
しかしながら、システムトレードのテストにモンテカルロシミュレーション(適度な乱数を発生させて、検証するテスト)結構ダメダメになるシステムアイデアが多いのです。それでも機能するようなシステムであればこれは本当に凄いと言わざるを得ません。逆に、オプションバリューの計算においては、ブラックショールズ理論とモンテカルロシミュレーションの値とはかなり近くなるというのも面白いことだと思います。
ある程度の期間では、例えば、長期的にみれば、その間はずっと上げ相場であったとか、下げ相場であったとかということが結構影響することがあるようです。ある人から、あいこさんが自身の書籍に載せている日経ダウシステム運用に関する話を聞いたところ、アメリカ株と日本株で動きに連動性が高くなってきた1998年頃からのデータで検証すると結構儲かるようになるけど、日本株が独自に相場形成していたような時期(日本のバブル期)では儲からないそうです。
この点については、システム運用は時期によって、調整が必要か必要でないかという果てしない議論の対象になりそうなので、これくらいにしておきます。
ここのブログで、「システムトレードに損切りが必要か?」ということが議論されているので、ちょっと書いておこうと思います。
私は、外資系の証券会社勤務時に、CTAも含めたヘッジファンドのアレンジをやっていて、いろいろと思い出すことがあります。システムトレードを使うヘッジファンドでも、ロスカット(以下 LC)と表現することもあれば、ポジションクローズ(日本語で「手仕舞い」 以下 PC)という言葉を使うファンドがありました。ヘッジファンドマネージャーは、利益の場合と損切り両方ともPCという言葉を使うことがあります。裁量トレーダーのほうが、LCという言葉を多く使うようです。
私の経験論から言えば、あまりLCという言葉を進んで使うシステムトレーダーはいませんでした。LCルールはあるのかと問えば、必ず、PCというのはあるが、LCはないと答えるほうが多かったですね。仕掛ける際には、勝ち負けは別にして、必ず手仕舞いを想定してやるんだということです。
また、長期的に儲かっているシステムトレードほど、いくら過去のデータでシステムトレードを追及しても結局はどうどうめぐりになる可能性が高いし、上がるか下がるかの確率は、いつにおいても 50:50であるというような回答が多くありました。
じゃ、彼らがどのように儲けるかといえば、儲かる場合には、大きめのポジションないしは値幅を大きくとり、損する場合は、小さくするという当たり前の回答でした。そのための方法論として、大きく儲かるときには、ポジションを大きく取れるようにして、損をするときには、小さくするというものか、あるいは、損する時期には仕掛けないというのがたいていの回答でした。
究極の回答は、メリット(追い風の吹いているところでやる。)の大きい方でやるという回答です。何度かブログでも書いていますが、金利分ディスカウントされているものを買えば、時間を見方にでき、勝利する確率は、50:50以上になるというものでした。これは前にも、JHのことで書いたことがありますが、JHは、単純な2つのシステム運用ですが、このように有利な状況でトレードすることが長期に成功する秘訣であるということですね。
今回の議論の中には、LCが強調されていて、私からみると土屋さんは、たぶん、PCというものが通常で、LCは設定しない。あいこさんとか、池田さんの場合は、LC=PCのような気がしますが、いかがなものでしょうか?勘違いな部分もありそうですが、お許しください。(-_-;)
FXのシステムトレードで注意すべき点は、以下の通りです。システムトレードでも、勝率が70%といえども、以下のようなポイントをクリヤーするシステムでなければ、なかなか儲かるようになりません。
1)コスト(売買手数料+スプレッドなのどのコスト)をシステムに反映できるようにして、バックテストをすること。
2)スワップポイント(現在は、買いの場合は受け取り、売りの場合は支払)をシステムに反映させること。
3)ストレス(通常の値動きの1.5倍から2倍くらい大きく動かしてみる。)をかけてシステムが破綻するようなことがないか確認すること。
特に、2)&3)についてはレバレッジも含めて検証しないでやると酷い目にあうことが多いようです。
最近、衣類などの商品の販売でも使われはじめた「ファットテール」理論ですが、投資においてファットテール(極端な値動き)は、結構起こるものとして考慮する必要があるということです。実際のマーケットでは、正規分布が示す確率よりも、かなり頻繁に極端な値動きが起こるということを認識しておくことです。
科学者の計算によると、過去の市場のマーケットデータでは、1987年10月のブラックマンデーのようなことは、20標準偏差に相当して、宇宙が生まれたといわれるビッグバンから50億年間毎日取引をしていたとしても1回も起こりえないようなことだそうです。ところが、市場では1929年の暗黒の木曜日とか1987年のブラックマンデーとか100年間に2回も起こっています。
年末から年初にかけて日経平均が約1000円も暴落しましたが、このようなことはファットテールのお話からすれば、月に一度くらいは起こると考えて相場をやることが必要です。そうならないためには、レバレッジ、取引量、取引の回数などを制限することなどによって、そのリスクをある程度コントロールできるようにする必要があります。
FX取引でも過去10年間では、米ドルが一日に10円以上も動いたことはないということになりますが、97年10月にタイガーファンドが破綻した際には、値も付かずに10円以上も動いたのです。人間の場合は、忘れやすいこともあり、5年もたつとそのようなことは忘れて、また、同じようなことを繰り返す習性があります。
ひとつだけいえることは、極端な値動きが起こるときは、ある程度認識できる可能性があるということです。例えば、ある会社の株価が1年くらいで10倍になって、われさきにその株を買いたいなんていう状態にあるというのであれば、暴落する可能性が高いとかそれなりに認識できる可能性がるということです。
不思議なもので、日本のバブル時代にも、日経平均が3万円を超えたあたりで、もう株を止めたという人が結構いたという話を聞いています。日本人がみてもこれは行きすぎということがある程度は判断できたということになります。
論点はずれてきましたが、値動きは市場の予想以上に動くことが多く、本当に極端な値動きをするときには、ある程度予想できる可能性があるということを頭に入れて行動することが重要になってきます。2006年1月のライブドアショックによる暴落も当時のJQ市場のPERが50倍を越えていたことなどを冷静に見ていれば、以降に起こることは予見できた可能性も高いということですね。
知り合いの方から、実際のFX口座での取引状況を開示したらどうなの??というお話を頂いたので、ちょっといろいろと考えて、12月から新規に1000万円を安定的に、FXで運用するというプロジェクトを開始することにしました。
今回は、取引内容を完全に開示する方向で検討しています。デイトレはやりませんが、積み立て+P&Fによる売買を主としたものとしうようと思います。株については、取引などを開示している内容のブログもあるのですが、FXではないということなので、やろうと思っています。面倒なので、その部分の記載については、アルバイトにでも外注して書かせようかとも思うので、内容等については、簡単なものになると思います。
税金対策もあるので、自分の持っている会社で新規に口座を開設してやろうと思います。なので、12月開始ということにさせてもらいます。
システムトレードが個人投資家でもはやされていますが、長期のトレンドフォローというシステム運用をご存知でしょうか?アメリカでは、もう20年以上の歴史を持っています。過去、このブログで、ボストンレッドソックスのオーナーでもある、John Henry (以下、JH)の開発したトレーディングプログラムのことを紹介したことがあります。彼は、このシステムを開発して、大富豪になったひとりです。それも、たった2つの運用プログラムです。それも今のようなコンピューターが発達している時代でない、1981年&1989年に開発したものです。実際には、手作業で開発したものだそうです。数年前に、ようやく、この効果をいろいろなデータ分析をして、機能することを検証したそうです。
長期のトレンドフォローとは、原則的には、短くて3ヶ月、長いと6か月以上続くような大きなトレンドをつかまえることによって利益を得ていく手法です。このような手法ですから、ボラティリティ(以下 ボラ)も高いといわれています。しかしながら、3年以上の長期の運用成績でみると比較的安定したよい成績を上げています。例えば、JHのリターンでも、-40%の年の翌年には、60%以上の運用成績であったりすることです。
このような運用に対して、ボラの小さい運用をしようとしたのが、最近のヘッジファンドです。しかしながら、優秀なヘッジファンドでも、10年以上の運用履歴を持つファンドは限られています。正確な数値は把握されていませが、ヘッジファンドも5年以内の生存率は、20%以下といわれており、長期のトレンドフォロワーとの比較はしがたい状況にあります。また、ヘッジファンドは、ボラを減らすためにどちらかといえば、裁定取引が多く、規模が限定されている市場での取引が多いため、プレイヤーが多くなると成績がたちまち落ちるようなこともあります。ボラの高さによって、敬遠することなく、このような長期のトレンドフォロワー式の運用についても一考の価値があると思います。
一度、トレンドフォロー入門という本を購読されることをお勧めします。どちらの運用スタイルがいい悪いということではなく、長期的に資金を増やすには、とても有効な手法であることが再認識できるのではないでしょうか?
本日は、朝早くから、約50名の方に、セミナーへ参加いただきました。たいへん感謝しております。ちょっとしたアイデアですが、簡単ですし、やり続けることによって、機能しますので、是非トライしてみてください。何度も繰り返し申し上げますが、重要なのは以下の2点です。
1)レバレッジは最大でも4倍以下に抑える。できれば3倍以下であれば安全。
2)52週の移動平均値をチェックして、その110%を超えるような水準にあるときは、手仕舞いをするか積み立てをしないで、そのままにしておく。
簡単なことですが、簡単なことほど実践しにくい可能性もありますが、これをやり続けることが成功の秘訣ですので、もう一度、プレゼン資料をみていただければと思います。
ゆったりやりましょうね!
くりっく365で両建てをする方法に関して質問がきたので、回答をしておきます。やはり、2つの口座でやっても、追証がかかるのではないかという疑問ですが、それは、レバレッジをかけすぎているのではというのが結論です。本日のセミナーでもお話しましたが、レバレッジが、4倍以上になるととても危険です。4倍以下であれば、両建てをする余裕もありますが、これ以上にレバレッジをかけるにも証拠金不足などが発生するので、両建てもできなくなります。
私は、原則、レバレッジは3倍以上かけないようにしていますから、「くりっく365」のA口座で、豪ドルの買い、B口座で、キウィの買いをやっています。逆に、A口座ではキウィのヘッジの売りをやって、B口座では、豪ドルの売りをやるようにしています。損益がそれぞにつくようになりますが、同じように動くので、今回の急落局面でも証拠金が不足するようなことはありませんでした。
いずれにせよ、レバレッジをかけすぎると、両建てヘッジも機能しないということを心していただければと思います。詳細は、セミナーに参加した人にはお話しておりますので、ご確認ください。今後、「匿名」で質問される方の回答は差し控えたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
ゆったりやりましょうね。
今回のように10年に一度ともいわれるようなFX市場の荒れ方も、以下の点を守っていれば、乗り切れただろうということで反省をしております。また、非常に優秀なヘッジファンドマネージャーでもこのような9割がた起こりえないような事象が起こって破綻するのですから、とても大切な部分です。
方法1. :同一通貨での両建てをする。特に重要なチャートポイントでの「同一通貨同一枚数」による両建て
応用方法2: 相関性の高いほかの通貨での両建てをするときは、金額ではなく、値幅と枚数を慎重に考慮してやるべき。
今回は、これをほかの通貨で、同一エクスポージャー (枚数x豪ドル為替レート≒ポンド為替レートx枚数)でやったので、ヘッジが、足りなくて、このようなやられが発生したことです。オージーが15円以上動いて、一方でポンドは、約17円くらいの動きですから、ポンドの売り枚数をオージー売り枚数の90%くらい売っていればよかったのを半分の枚数くらいのヘッジにしかならなかったことが大きな要因です。実際には、円高の局面で、買いの含み損が、売りの含み益の1.5倍くらいの速さで、できてこれが敗因になっています。
最終局面では、NZDをAUDのヘッジにしましたが、これは同じ枚数でやっていたので、うまく機能していました。この間は、スワップ金利の支払が多少でてしまいますが、これはコストとして仕方がないと思います。
あと、両建てではずすタイミングが難しいと思われがちですが、このブログでも記載している通り、P&Fで転換のタイミングではずことがことです。うまく両建てをはずして、儲けようという行動はいけません。また、今回のAUDのように、売りに再転換するような場合にはそのときに再びヘッジの両建てをやる必要があります。こういうときに、為替だと、オーダーを長期に出せるので、このオーダーを出し続けることによって、ポジションを維持することができるということになりますね。
あと、要注意なのが、両建てをするにも、証拠金がひつようなので、買いでレバレッジ5倍以上のポジションがあると売りでも5倍をとることとなり、証拠金が足りなくなる事態も発生するで、この点もよく注意してください。
参考までにこの両建てをする方法は高等戦術であり、P&Fで大きな相場の転換点がでたときには、手仕舞いをするというほうがもっともっと簡単です。実際に、個人の口座のNZDは、94.5円割れるところに、売りオーダーを入れておいたので、問題なく大きな利益を確保して、終了しています。
ゆったりやりましょうね。。。。
前に、システム運用会社John Henryが2つの運用システムで、20年以上にわたって、20%以上のリターンをあげてきたことをお話しました。
秘法というべきものはなく、彼らは時間を見方につけているのです。時間を見方につけるとは、まさに、金利差などをうまく利用するということなのです。短期ではあまり気にならないものですが、株式信用取引の日歩のような負担も投資のリターンに大きく影響してきます。ところが、FXでは、それがもらえるという機会があるのです。時間がたてば、自動的にもらえるものがどれほどありがたいか、有能な相場師はよく知っています。これこそ、本当のTime is Money (時は金なり。)かもしれません。
数年前に、日本でもマクドナルドが、80円バーガーなどを発売していましたが、これなども金利差を利用して安いドルを買って、原価を低減したことによって実現したものです。
FXは、株式と違って、流動性や価格の連続性の面では、システムトレードをやるには最適な投資対象なのですが、FXのシステムトレードを構築する際にも、スワップ金利の受け払いを無視して作られているようなシステムはうまく機能しないことがあります。
このスワップ金利の受け払いが勘案されていないシステムでは、売り買いとも同じような条件で執行されるようになりますが、スワップの損益が影響して、実際の売買損益が大きく相違してくることになります。システムトレードは長期でやり続けることが成功の秘訣なのですが、長期でやろうと思うときに、このスワップ金利の受け払いを無視することはシステムトレードでは大きな欠陥になるということです。
個人的には、FXは、システムトレードのほうがうまくいくと思っています。現在やっている「単純なドルコスト平均法」によるFX積み立てなどは、自分で状況を確認すると面倒なので、アルバイトの学生などにまかせようかと思っています。P&Fを使ったスワップ重視での投資法もシステム化できると思います。一から組み立てるのはコストがかかって仕方がないので、いいシステムトレードツールはないかと探しています。
もし、協力していただける人がいれば、よろしくお願いいたします。
ゆったりやりましょうね。
システムFXトレーダーの池田さんから、私のセミナーへのお気遣いいただいております。ありがとうございます。不毛な議論をしたくないのですが、今月の私が講師をするセミナーの集客に影響するというような中途半端にお気遣いしていただいていますので、スワップ派の私なりの見解を書いておきます。
池田さんも、avexfreakさんもブログを見る限り、短期トレードをやる人です。avexfreakさんのブログのコメントはとてもよくわります。短期で投資する方にとって、資金効率が悪いような投資や精神面でやりづらい投資ということでしょうか。私の知り合いに、84円で買ったオージーを持っている人がいます。毎日、約5000円のスワップ収入(月約15万円)を楽しみにしています。この人は、数年前に、某Net関連株で儲けてもとでをつくり、不動産投資のように、日々お金が入ってくる投資として、FX投資をしています。
また、幸せな投資家さんが為替での長期投資で儲けた話をブログで書かれていましたが、その利益の半分くらいは、スワップ収入だと思われます。(レバレッジは10倍とのことですので、スワップポイント約5%x10倍x2年=約100%)長期で、FX投資をする場合には、とても大きな要素になるのがスワップ金利です。買いの立場だと、年間3%から5%の収入が得られます。ところが、ずっと売っていると、年間3%から5%の支払をしなければなりません。売りと買いでは、約6%から10%のハンディキャップがあるということになります。
短期投資では、売りをやっても1日とか長くても、2,3か月ですからそのハンディは、小さくなります。ただし、ずっと売り続けるような戦略だと大きな負担になります。簡単にいえば、FXのスワップに批判的な人はどちらかといえば短期売買が得意な人で、逆に幸せな投資家さんや私はスワップのメリットを享受しよう派ということなのです。
従って、この問題は、長期と短期の投資スタイルの相違であり、相場で儲けるという目標が達成できればそれでいいのです。また、そのような批判をするのであれば、池田さんが、FXのシステムトレードで年率200%の利益を得ているのに、なんで、裁量デイトレードをやる必要があるのかも説明をお願いしたいと思うのは私だけではないような気がしています。
もちろん、短期投資家のスワップ派への考え方はどんどんこのブログで議論すれば面白いと思うので、もっとやりたいと考えますが、いかがでしょうか?
ゆったりやりましょうね。
今日は、午後から「FXスワップ投資セミナー」なるものに参加していました。原則論としては、いろいろな通貨へ分散投資をして、リスクを減少させて、スワップで稼ぎましょうというものでした。それにしても、こんな通貨までやるかという通貨の組み合わせ(例えば、ハンガリーフォリント)までありました。私の場合は、どちらかといえば、多通貨を組み合わせるようなことはせずに、集中投資をするほうなので、アイデア的にはおもしろいものがいろいろありました。
個人でも、ここまでの通貨取引ができるようになっているんだななんて感心しました。ただ、小国の通貨リスクをとることのリスクの高さもあります。セミナーの先生も、タイバーツの外貨規制によって自己のポジションが強制決済になったという経験も持つツワモノでした。
現在、私も多通貨スワップ狙いの取引は試し程度にやっています。ちょこっと書いた南アランドなどもその一環です。セミナーの最後のほうで、ある方が、セミナーの先生に、今はどの通貨組み合わせがお勧めですかという質問をしました。その答えが、USD/CHFでした。私にとっては少し残念な回答でしたが、過去のレンジのみをみているとそういう気もしているのですが、1.20のレンジ割れたらどうなるかということについては触れていませんでした。トレンドはどちらかといえば下降トレンドなので。。。
それにしても、取引にはいろいろなアイデアがあるものですね。もちろん、自分の投資スタイルにあった投資方法が一番です。ひとつだけこのセミナーで、自分なりにガッツポーズをしたことは、自分のやっている取引が統計的にも安全であるということをセミナーの先生のお話の中で確認できたことですかね。
なんとなく、イメージでそんなものだろうでやっている「てーげーおやじ」としては、とても参考になりました。
ゆったりやりましょうね。
前回のブログに記載しましたが、50百万円の証拠金で3百万円程度の利益ですので、たいした儲けではないと思われた方が多いと思います。私が投資をやる際の方法としては、以下のような方法でやっているので、このようなことになります。
①小さな利益を積み重ねていく。→②利益の範囲でとれるリスクを大きくしていく。→③いいタイミングであれば、利益を積み上げたものを担保に大きくポジションを取る。
実際、公表している口座は、ようやく②の段階へ入りつつあるのもです。この口座は会社の口座ですので、毎年5月20日が決算の閉めにあたるため、その翌日にはいったん利益を0にセットして、また一からスタートするような運用としています。スワップ収入を中心に運用するFX口座ですから、円安方向に動いたときには、ポジションサイズを大きくするというプロセスになります。
ただし、現状はあまりに円安水準にあるということで慎重になっているのは事実です。そのかわりではないですが、スイスフランを中心にしたキャリートレードも運用にいれることにしました。どちらにしても金利差をうまく利用して安定的に収入を得ることを目的としていますので、年間で、証拠金が倍増するような運用をしないことは間違いありません。
ゆったりやりましょうね。

豪ドルのP&Fによる分析をしてみます。(資料の出所は、外為どっとコム) 95円から96円の上値抵抗線を超えて、レンジは、97円~104円レンジへ突入しました。さすがに、100円を超えたところでは抵抗線があり、ここでしばらくもみあっています。円安トレンドは間違いないのですが、ターゲットレートとしての103円(94円から6円で、もみ合い部分の安値(98円)からあと6円はばとして、104円くらいの高値が想定されそうです。
とりあえず、損切りポイントを94円において、95円くらいまで買い下がり、高値レンジの104円の手前で、ポジションを仕切るくらいの感じで、ポジションがある間は、スワップポイントで稼ぐという戦略です。
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